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店舗の商品棚の最適化

商品棚を見ていて思うこと

店舗には商品がたくさん並んでいて、そのレイアウトは業種によって様々なものがある。

またその商品の並び方によってその店舗の印象が変わり売り上げに影響するから店舗戦略の重要な要素だと思う。

また品揃えも大切で必要なものがなければ他の店舗へ行くからある程度の品揃えは必要で、お目当ての商品のついでに他の商品も買う場合があるので品揃えが悪いことによる損失って大きい。

だからあまり売れない商品も並んでいることがあると思うんですが、いろいろと商品を見ているといつ行っても明らかに売れ残っている商品ってありますよね。たまに見かけますが、あれって何で入れ替えたりしないんでしょうね・・・?

というのもあまりにも売れない商品を置いていてもお客さんにとってその店舗に行く理由にもならないし、売れてないということはついでに購入される商品でもない。

つまり置いている価値ってあまりなさそうだし、商品棚って有限だからスペースがもったいない気がするんですよね。

商品棚の無駄って少しならいいのかもしれないけど、それが多いと非効率だからなるべく早めに手を打った方がいいと思う。

商品棚の無駄なスペースとシャッター街の構図が似てる

なんかこの問題の構図って昔流行ったアーケード街がシャッター街になっていく構図に似ている様な気がしているんですよね。

どういうことかというと、昔流行ったアーケード街というのは、そこに店舗が集積しているからそのアーケード街に行く理由があった。ところが、郊外型の大規模店舗が建設されると、アーケード街のお客さんがそっちに流れて少しずつ閉店に追いやられる店舗が出てくる。そうすると店舗が閉店した分、そのアーケード街に行く理由はなくなり、さらに閉店する店舗が出てきてさらに人離れが顕著になって、シャッター街になっていく。

詰まるところお客さんがそこに行く理由がないから、人が集まらなくなり・・・売り上げが伸びない・・・アーケード街の店舗が閉店という流れ。

店舗の商品棚の場合も同じで、あまりにも売れない商品が増てくるとその店舗に行く理由が少なくなり、人が集まらない・・・売り上げが伸びない・・・店舗を継続することができないという流れってあると思う。

だから店舗の商品棚もアーケード街のそれぞれの店舗の考えとあまり変わらない様に思うんです。

店舗の商品棚もアーケード街の店舗もお客さんを呼べる魅力がなければやっていけない。だったら店舗の商品棚もその商品の一つ一つが商店と考えて、お客さんを呼べない・・つまり売り上げがあまりにも上がらない商品は入れ替えて、少しでもお客さんを呼べる様に商品の内容を改善する必要があるんじゃないかって思うんですよね。だからあまりにも売れていない商品を見た時に何でこれを置いているんだろう?って不思議に思うことがある。もちろんいろんな事情があってのことなんだろうけど・・・。

店舗には決められたスペースがあってどれだけ無駄を省いて効率的に運用できるかというのはすごく大切で、魅力がある商品を多く並べてお客さんが行きたくなる環境づくりを意識した方がいいと思う。

商品を変えることによって、以前の商品を目当てにするお客さんを失う可能性だってあるかもしれないけど、ただほぼ売れない商品だったら損切りだと思って売れる商品に変えた方がいいと思うんですよね。。

だから日頃から商品の基礎データ収集して、改善できる準備をした方がいいと思う。そして常に商品棚を最適化できる様にすることが大切だと思う。

当たり前だと思うこともついつい忘れてしまうことがあるので、これに限らずたまには基礎的なところを見直す様に心がけようと思う。。

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