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人口減少と不動産価格の下落 ・・買う?買わない?

人口減少と不動産価格の下落

今もこれからも日本の人口は減っていく・・・。

これは紛れもない事実です。。

では、それに応じて不動産価格は下落する・・・なんていわれていますが、それは本当でしょうか?

確かに不動産の需要は、居住、商業活動、工業生産活動に農業、林業等が主なものでそれは人口に依存するから、不動産の数が一定の状態で人口が減少すれば、その価格が下落するのは当然だと思います。

でも不動産の全てが下落トレンドをたどるとは考えられません。というより・・

現在時点において人口が減少傾向にあるのに、不動産価格が上昇している地域と下落している地域がありますよね。そうであるならば、人口減少と不動産価格が一致する可能性が高いとしても、必ずしも一致するとはいえなさそうです。

じゃあどんな不動産の価格が上昇するの?

どんな不動産の価格が上昇するのか?

どんな不動産の価格が上昇するのか、又は購入するべきなのか?ということなんですが、それは同じ地域であっても上昇するものと下落するものがあると思いますので、一概にこれがいいというのはいえません。

もし上昇又は下落が分かっているとすれば、その条件を踏まえて価格を設定しますので、価格が一定になると思います。

ただ、当たり前ですが、確実な予測は誰にもできないので・・・

それというのも天変地異がいつ起こるか分かりませんよね?建物だって手を抜かずに完璧なものかどうかなんて分かりませんよね?(実際に耐震偽装もありましたし)土壌汚染対策法が改正されて、今は土壌汚染じゃなくても将来は土壌汚染に指定されて土地価格が下がる可能性だってあるわけです。・・・つまり将来の不動産価格って分かりません。。

だから、不動産投資をする方は特に、各々で判断基準を持って購入の意思決定が出来るように勉強する必要があります。人の薦めで購入したとしても、結局自分が判断して責任を取るのは間違いないので。。

利回りの検証を行いましょう。

そして投資といえば判断基準はやっぱり利回りです。

利回りは便利なもので、不動産同士の比較のみならず、他の事業の利回りと比較することができます。

例えば不動産のNOI利回りは、売り上げに対する営業利益率なので、単純に他の事業の売上高営業利益率との比較だってすることができます。

だからこそ他の事業との十分な比較が重要です。

一般に不動産は不動産同士、事業は同じ事業同士・・・というように比較をすることで購入等の判断をする場合が多いと思いますが、それだけでは市場での購入妥当性の判断はできたとしても、他にとりうる事業の方が利回りが高く、そちらに投資した方が合理的な場合だってあるわけです。そのような検証もせずに不動産の購入を進めるのは時期尚早ではないでしょうか?なので多角的に十分な比較・分析をするべきですよね。

不動産って長期的な投資となるものなので、焦って購入するのではなく、慎重に検討した方が良さそうです。

利回りのことならこちらをにも記事がありますので、ご参照いただければ幸甚に存じます。

表面利回り・NOI利回り・還元利回り・・・

利回りは気にしないから不動産を購入したい・・・

駐車場運営の考え方なら、こちらもよろしくお願いいたします。

時間貸し駐車場の運営方法を考えてみたら、何事にも挑戦する大切さを感じました。

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