不動産の買い時はシンプルに考えた方が良いかも

不動産の購入検討時における悩み

不動産は高額の取引になるからとにかく損はしたくないって気持ちが強くなると思う。

なので実際にあった取引価格を調べて、購入予定の不動産の価格と比較したりして時間をかけた上で購入する事が多い。

それで調べてる間に他の購入希望者が現れて買えなかったね。。なんて話もよく聞くんです。

確かに損をしないためには時間をかけたくなるのは分かるけど、時間をかけ過ぎて前に進めないのはあまりよろしくなさそうなので、ここではちょっと考え方を変えた方がいいのかもって思うんです。

大切なのは・・・

例えば収益をあげるため不動産を購入する場合であれば、お金を借りてレバレッジを効かせて稼ぐ事が目的になる場合が多いと思う。

なのでここでの大切なポイントは、借入金を使って稼げるかどうかってのが大切なんです。

過去の取引事例の取引価格と比べて損したくないと考えたくなる気持ちは分からないでもないけど、そうやって調べているうちに購入できなくなったなんて事になったら本末転倒だと思う。

過去の取引事例の取引価格より高くても、それを購入する事によって収支が改善するなら購入出来るし、取引価格より安くても収支を改善出来なければ購入出来ない。

今ある売り物件同士を比較するなら良いのかもしれないけど、過去の取引事例は仲介業者を含め、売買当事者の知識や経験に左右された価格で、参考にはなるのかもしれないけど、長い時間をかけて沢山調べたから良いって話じゃない様に思うんですよね。

なので購入するなら収支を改善できるもの。それなら購入できる。ただそれだけを外さなければそんなに事例と比較する必要がないんじゃないかって思う。

大切なのは目的を達成できるかどうか

そうそう。それと、不動産価格が上がっている時に購入するとババを引くかもしれないから購入しないとかって話を聞く事があるけど、それも毎年の収支が良ければ、業績を改善できるのであまり気にしなくていいと思う。

それに、そもそも不動産価格が上がっている時にババを引くかもしれないという理由で購入出来ない人って、不動産価格の下落局面においても、まだまだ下がるから購入出来ないって思考になりがちで、そうだとすると購入するタイミングは現れないから、考え方を変えないと不動産を購入する事は出来ないんじゃないかなって感じるんです。

不動産の購入時に一番大切なのは目的に応じた成果を得られれば良いので、外の物件と比較してもそれによって大きな成果を得られるわけでもないし、そもそも購入できなくなるかもしれないから、少しシンプルに考えた方が良いのかもしれないって思いました。

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