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アスベストに気を付けましょう(レベル1.2.3)

アスベスト(石綿)って

アスベストは肺にたまり、肺がん等のリスクをはらんでいるため除去担当者が健康被害を被らないようにしなければなりません。そういった対策費が必要なため除去費用が高い。

そんなアスベスト(石綿)っていろんなところに使われてきました。

屋根裏や外壁、天井、床・・・等。

アスベストの基準も年々厳しくなってきており、今では含有率も0.1%以上はダメです。

また、種類についても3種類しかなかったのに今では6種類。。

ってことは一昔前は0.3%以上という基準だったり、アスベストの種類も少なかったためアスベストの除去費用がかからないと思っていた建物が、今ではアスベストの除去費用がかかる建物と判断される事があります。ってことは知らないうちに除去費用が嵩んでるみたいです・・・。

アスベストの種類

アスベストはレベル1~3まで規定されています。

レベル1が吹き付けアスベストっていうもので、一番飛散しやすく処理が大変なものです。鉄骨部分に吹き付けてあったり壁や天井にも吹き付けられている場合もあります。よく知られているのが乾式のアスベストだと思いますが、実は湿式のアスベストもあります。

湿式のものって、バーミキュライト吹付けとかパーライト吹付けとかあって小さな石のようなものが吹き付けてあります。これは乾式のものと比べあまり認知されていないようです。また建材を貼り付ける時のボンドにアスベストが含まれる場合もあります。

ロックウール(岩綿)はアスベストと異なり繊維が大きいものですが、ロックウールにもアスベストが含まれる場合があるので注意が必要です。

次にレベル2のアスベストですが、これは壁やスラブ等の断熱材に使用されている場合が多いようです。これも飛散性が高いらしく除去が大変ということ。ただ断熱材ってむき出しじゃないのでそんなに大変なの?って思いましたが・・・考えたら除去すれば飛散しますよね。。

レベル3は床のタイルや屋根のスレート等に含まれているアスベストです。これはレベル1や2と比べると飛散性が断然低いらしい。ただ捨てるとなるとやっぱりアスベストだからコストが高いようです。

アスベストって除去費用が高い

実は最近このアスベストによって大問題が勃発することがあるようで・・・

それはマンション等の外壁にこの様なアスベストを吹き付けられている場合があり、アスベストが吹き付けられていれば外壁の大規模改修時にそれを除去しなければならず莫大な費用がかかるみたいです。もちろん面積や建物の形状によって足場や手間等が異なるため除去費用は変わってきますが、概ね4~10万円/坪程度かかってくるようです。マンションの外壁なんていったらかなり広いため、その影響は計り知れません。

アスベストの種類っていろいろありますが、それによって莫大な費用がかかことがあるから気を付けないといけないですね。

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