息子が帰ってくるとちょっと不機嫌そうだった。
そこで話を聞いてみると、友達と一緒に車に乗っていたときに自分に寄っかかってくるのが嫌だったらしく、それで息子がお友達に嫌なことを言ってしまったようです。
うーん。現場にいたわけではないのでどの程度の事があったのかを正確に知ることはできないが、そこまで嫌なことをされたのかな？って思いつつ、息子も興奮気味だったので、まずは息子の言い分を聞いて落ち着かせようと思い話を詳しく聞いてみることに。
よくよく話を聞いてみるとやはりお友達は遊びの一環で寄っかかってきている様な感じ・・・。それだとそういう反応をしては友達から嫌われるようになり、それによって困るのは息子です。だから相手の気持ちにもなって考えられるように話してみました。
確かに嫌がることをされたので怒るのは仕方が無い。でもお友達は嫌がらせをするつもりでそれをしたのかな？
違うと思う。という
じゃあ嫌いな相手に寄っかかったりするかな？
しないと思う。
そうよね。嫌いだったら近付きたくないよね。
じゃあ友達に対して自分から冗談で寄っかかった場合に、相手が本気で怒ってきたらどう思う？
嫌だと思う。という
そうだよね。みんな嫌だと思うし傷つくと思う。
だから息子が怒ったことで、息子が今思った様にお友達が傷ついているかもしれないね。っていうと・・・
息子の方から謝りに行きたいっていってきました。
家に帰ってきたときは怒ってたのに素直に自分の悪いところを認め、謝るといってきたのは嬉しかったです。結局親が無理矢理謝りに行かせることはできるものの、それでは繰り返すと思いますし、何より自分で考えて何が良くなかったのか分かった上で謝るっていう行動を選んだのは、大人でもなかなか出来る事ではないので誇りに思っていいと思う。
私はそれが嬉しかったのですぐにお友達の家へいくことにしました。
心配だったのが、お友達が酷く傷つき許してくれなかった場合に、また怒らないように布石を打った方がいいと思ったので、お友達が許してくれなかったら、それは息子が言った言葉に酷く傷ついているのだから怒ってはいけないということを伝えました。
お菓子を買ってお友達の家に行って謝ると許してくれたみたいで（というか全く気にしてなかったようで）、今から遊ぶ？って聞かれたようでした。
いいお友達を持っているし、今日のことで少しはお友達の気持ちにも気配りできるようになってくれることを願いつつ、共に成長していきたいなって思いました。
