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立ち止まった子供の背中を押してあげる方法

そっと背中を押してあげる方法

子供は、不安が大きくなっていざというときに立ち止まってしまうことがある。

・・・まぁ大人もあるのかもしれないけど。

子供がそうやって立ち止まって考えているときは、一緒に考えつつ前にサポートしてあげるのが大切なのかなって思うことがあったので、そのことについて書きたいと思う。

息子が運動系の習い事を始めようかという話になった

息子が運動系の習い事を始めようって話になったんですが、迷っているようなんです。

なぜ迷っているかというと、習い事を始めるときってみんな知らない人ばかりだから緊張するし、不安になってしまうみたい。まぁ大人でも転職した時に始めて挨拶をするときは緊張することもあるし、その気持ちは分からないでもないのかな。

それで実際にその習い事の体験が体育館でやっていたので行ってみたんですが、緊張のあまり体育館に入ることすら難しくって結局ほとんど体験ができなかったみたいなんです。

それなら習い事には行かない?・・・って聞くと本人は行きたい気持ちがあるみたい。

じゃあ体育館には入れる?って聞くと自信がない返事や答えが返ってこなかったりする。。

なので、これは息子の気持ちを整理して話をしないと体育館に入ることもできないと思ったのんでで考えてみることに。

まず、体育館に入れないのはなぜなのか?ということを整理していくと、体育館で仲間に入れないかもしれないから、体育館に入れなかった・・・ということでした。

つまり、一人ぼっちになってしまうのが嫌だから体育館に入れないということ。

それなら一人ぼっちにならない方法を伝えてあげれば大丈夫と思って質問をしてみました。

習い事だったとしても、学校の同じクラスの人でも、遊んだりするとグループに別れたりしているよね。大勢でわいわいやるのが好きな人がいれば、一人が好きな人もいる。数人のグループだってあるよね。

そうだとすると、色々なグループの人がいるわけだから体育館に入った時に入れそうグループってあると思うからそこに声をかけてみたら良いかもしれないよ。

もちろん相手からグループに入ってほしくないから断られることだってあるかもしれない。でもそこに無理して入る必要はなくってダメなら他のグループに声をかけたらいい。次もダメなら他のグループや一人でやっている人に声をかけても良いかもしれない。

色んな人に声を掛ければ入れるグループはあると思うよ。もしいろんなグループの人に声をかけて入れるところが見つからない時は、先生に声をかけたらいい。体の動かし方やボールの使い方を聞いたりすると教えてくれると思うし、先生から断られることはないと思う。

つまり、声をかけさえすればどこかの仲間に入ることができるから、一人ぼっちになるのが嫌だから体育館に入らないんじゃなくて、一人ぼっちにならないためにまずは体育館に入った方がいいんじゃないかな。

なので、最初は知らない人だらけで、入りにくいかもしれないけど、一人になることはないから試しに入ってみたらどうかな?っていうとそれなら入れそうと言ってくれました。

それと体育館に入るのは、迷わず最初からちゃんと入るようにした方がいい。なぜなら途中から入ると、みんなが楽しんでいるところに入らないといけなくて、みんなは集中して楽しんでいる時に知らない人が入ってきても相手にできない可能性が高くなると思うから、最初から体育館に入って声をかけた方が入りやすいと思うから迷わず最初から参加できた方がいいのかもしれない。って伝えると頑張ってみるって言ってくれました。

問題の本質を考える

今回息子と話して思ったのが、行動できない理由があったとしてもそれは本当に心配するほどのものなのか?それを解決する方法はないのか?という視点に立って息子と一緒に考えると、そうでもないというのが息子に伝わって、前に進む気持ちに変わっていきました。

息子も一人で考えると不安になるから、一緒に問題を解決する方法を確認しながら話をすることができたことが良かったのかな。

やっぱり親子で話し合っているとお互いに学ぶことは多いなって改めて思いました。

あと、大人でも不安が大きくなりすぎて行動できないこともあると思うので、落ち着いてその問題の本質を捉え、解決方法を探していきたいと思う。

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