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今の政治を学ぶなら『政治を選ぶ力』でしょ

政治を選ぶ力を読んでみた

私は政治のことは勉強したことがないため、読めるかどうかも分からない状態だったんですが、読み終わると読んで良かったと思いました。

それはなぜかというと政治に関する考え方を得たのはもちろんのこと、生きていく上で必要な駆け引きの考え方を学ぶことができるんですよね。

特に交渉の実務を仕事としてやっている方にはオススメです。

雄叫び派?きれいごと派?腹黒派?

私が特に印象に残ったのが、威勢のいいことを言う雄叫び派と、きれいごとばかり言うきれいごと派、知恵を使いつつ自分を有利にする腹黒派と言うのがあったことです。

私は自分の主張を強くいう方(雄叫び派)なので、やはり考え方を改める必要があるなと思いました。相手の立場で物事を考え、それで相手がどういった主張をしてくるか予測し、それを踏まえて相手に寄り添う様にしつつ文句を言えないような状況を作る(腹黒派)。交渉するときはこれがすごく大事なんですよね。

私もこれからは腹黒派になれるように意識したいと思います。

感情的にならずに実益を考える

やっぱり感情的になるのは良くない。。

特に日韓関係なんて最悪です。

最近では日本には来て欲しくないという話すら耳にします。

でも国益を考えるとどうなんでしょう。。

日本に来ないことが国益に繋がるのでしょうか?そういった視座から考えると必ずしも正しいとはいえませんよね。

まぁ私も否定的な考えを持っていたのですが、この本を読んでそれが誤りだったことに気付かされました。

憲法9条改正

憲法9条の改正って話題になりますよね。

よく言われるのが戦争しないために憲法9条を守り抜くという。

でも本当に戦力を保持しなければ戦争にならないのか?本当に戦争の抑止力になるのか?

例えば武力を持った敵国がいたとして日本は戦力を保持していないから戦争してはダメだ・・・なんて考えになるのだろうか?

そう考えると戦争抑止力の観点からみて戦力を保持しないことが正しいのか疑問に思う。。

他にも外交や安全保障に地方分権や安倍政権の話まで・・・今話題の様々な政治の話が出てくるので非常に楽しく勉強になりました。

あまり政治に詳しくなくても今の政治を学ぶこと出来ます。良かったら読んでみてください。

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