ネガティブ思考
人生前向きに生きていた方が楽しくていいですよね。
ただ分かってはいるもののついネガティブな考えになってしまう・・・なんてことはないですか？
私はかなりネガティブ思考なので本当に大変でした。ところがいろいろと試しているうちに徐々にネガティブな部分が減っていったのです。
なのでネガティブ思考の人にはぜひ試して欲しいことがあります。というわけでネガティブ思考について考えていきたいと思います。
私がネガティブ思考だったとき
私は本当にネガティブ思考でした。たぶん日本でも指折りのネガティブ思考だったと思います。
なんでそんなにネガティブなのかって考えたんですけど、一番大きいのが自分に自信が無かったから何だと思う。今思うとネガティブ思考の時は、自分に自信がない部分を必死に隠そうと頑張っていたんだと思う。ただ今だから自信がない部分を隠そうとしていたことがわかるけど、その当時はそんな考えは微塵もなくいつも強がることで精一杯だった気がします。
私はこれといって何かできるといった自信はなかったので、反対意見を言われようものなら自分を否定されたと感じていました。表情には出さないようにしていたものの、内心は冷静ではありません。しかもその時の感情は、勉強をしている時や風呂に入っている時、布団で寝る時であってもとにかく場所や時間に関係なく、思い出して怒りが込み上げてきたりするんです。何度も何度も繰り返し思い出すからずっと感情的になっていて根に持ってるんですよね。当時の考え方ってほんと怖いし、異常だったと思う。
またその当時は試験勉強を頑張っていて、仕事が忙しい上に仕事帰りや土日の休みもかなりの時間を勉強に使っており、おまけに睡眠不足だったのでストレスが最高に溜まっていました。
そう考えると私をネガティブ思考になっていた原因は自分に自信が無かったことと、ストレスが溜まっていたことが大きかったと思います。
じゃあどうやってネガティブ思考を改善していくのか・・・。。
まずは自分のネガティブ思考に気づくところから
最初からネガティブ思考をやめようなんて思ってなくて・・・というか自分がネガティブ思考だという認識が無かったのでそれを直そうとかっていう気持ちにはならなかったんです。ここがネガティブ思考の危険なところで、本人に自覚がないから直せないんだけど本人は苦しいんです。それが病気だったら痛かったり辛かったりするから治したいって気持ちになるかもしれないけど、ネガティブ思考は精神が病んでいくだけで痛み辛さも感じることがないから、そのままストレスを抱えつつ更にネガティブ思考が進行していくんですよね。
自分で気づかない限り直せないし、自分のネガティブ思考に気づいて自分で直そうと思って意識を変えないと直せない。しかもそれが簡単なことではないから大変なんです。
じゃあ私は何でそれに気がつくことができたのか？っていうと私の場合は、『すごく根に持つよね・・・。』と言われたことでした。もちろん私自身は特に根に持っているつもりはなかったんですが、そう言われた時に冷静に考えると・・・確かに根に持っているかもって思ってそこで気がつくことができました。
なのでもしも周りの人でネガティブ思考だなぁって思う人がいたら優しくそれとなく教えてあげてください。ただ伝え方を誤ると相手が怒ってしまうかもしれませんので、伝え方は細心の注意を払ったほうがいいと思う。
もしも子供がネガティブ思考だとそのネガティブ思考によって反抗してくることもあるかもしれないので、まずそこから直していくことが大切だと思う。
気づいた後はどうやってネガティブ思考を改善したのか？
ネガティブ思考の改善方法
私の場合は、認知行動療法をやったのが大きかったと思う。
認知行動療法は簡単に説明すると、自分の自動思考といってある状況を認知した時に自動的に湧き上がってくる考え方を見つけてそれを改善することや、スキーマといって自分の考え方の癖を見つけてそれを改善したりするものです。
私は認知行動療法を知って実際に私の自動思考ってどうなんだろう？って考えた時に、前述のとおり私は自分に自信がなかったので何かあるとそれを認知する過程においてネガティブに感じてしまう自動思考があることと、自分と違う意見は自分を否定されているように感じているスキーマがあることに気がつきました。
そこに気づけば次のステップとして、じゃあ何が原因でそういった考えになってしまうのか？というのを考えてみる。
ネガティブ思考に繋がる具体的な原因を追求してそれを改善する
考えてみると私の場合は自分に余裕や自信があれば解決できそうなんです。なぜなら自分に自信があれば何か起こったとしてもそれを冷静に判断し、ポジティブに捉えることはできるだろうし、自分と違う意見があったとしてもそういう意見があるんだって認められると思う。そもそも違う意見は否定じゃないので、ネガティブに考えなければ否定しているとは思わないですよね。
じゃあ具体的に何をしたのかというと、無理してやっていた試験勉強をやめて自分に自信を持てるように好きなことを学び、ストレスが溜まらないように適度に運動したり休んだりして睡眠時間を確保するようにしました。こうすることでストレスを軽減できて、いろいろと学んだことで自分に自信を持てるようになり、ネガティブ思考をかなり改善することができました。
私のネガティブ思考は、自分への自身の無さやストレスの影響が大きかった。もしかしたら周りの人で私と同じようにネガティブ思考になっている人もいるかもしれないので、そういう人を見かけたらそれとなく気がつくように声をかけてあげるといいのかもしれません。
まとめ
自分ではネガティブ思考になっていることって気が付きにくいから、可能であれば家族や周りの人が教えてあげるのがいいと思う。ただ伝え方によって本人が傷つくこともあると思うので、声をかける時は細心の注意が必要だと思う。
認知行動療法はネガティブ思考やうつ病などを改善することに有効だと思うので、身近な人でそういった人がいたら教えてあげてください。
