子供の悪い習慣やクセを直す方法

人にはいろいろな習慣やクセがある。

人は誰でも習慣やクセ(以下まとめて『習慣』とします)というものがある。

習慣には良い習慣と悪い習慣があって、良い習慣であれば継続した方がいいし、悪い習慣は早めにやめた方がいい。

それなら悪い習慣を減らすにはどうしたらいいんだろう?

自由にできる時間の全てをいい習慣に使えば悪い習慣に費やす時間がなくなるから減らすことができるかもしれない・・・でもそれって現実的な話ではないから別の方法を考えた方がいいのかな。

子供の悪い習慣の減らし方

悪い習慣といってもいろんなものがありますが、ここではタイトルのとおり子供の悪い習慣に着目して、今回は『宿題より遊びを優先させたくなって、宿題が間に合わなくなる』ってことについて考えてみたいと思う。

遊びを優先して宿題が後回しになるのって、やっぱり楽しいことを優先したいという気持ちや面倒なことを後回しにしたい気持ちは理解できる。ただこのままだと宿題をする時間が足りなくて結局のところ自分が困ることになる。

だからこの習慣を直した方がいいのだが、親の対応としてよく聞くのがこれを怒って強制的に直すこと。

確かにこういったときに宿題が大変で子供がグズってしまうこともあるかもしれない。それに対して親がストレスになるから怒りたくなる気持ちもわからないでもない。

もちろん親が怒って宿題を先にさせることはできるかもしれない。でも親が怒って直そうとすると子供が萎縮してそこから学ぶことって少なくなりそう。それに他にも直したいところがあった時に、同じ様に親が怒って直すことになる。そうなると親は怒って直すのが当たり前になって子供も怒られて直すことが多くなる。じゃあそのまま子供が大きくなってきたらどうするんだろう?大きくなっても親が怒って直してあげるのか?たぶん子供が大きくなるにつれてそれも通用しなくなってくるし、その時に子供自身で悪い習慣を直すことができればそれでいいかもしれないけど、もし今のまま親が怒らないと直せない状況が続いたとして、大きくなって親の言うことを素直に聞かなくなったらどうすればいいんだろう?おそらくその時に親子で苦労することになるかも。なのでそうならないためにも子供が自分で気付いて悪い習慣を直せるようにしていくのが親の役目なのかなって思う。

それならどうやって直したらいいんだろう?

正しいかどうかは別として遊びを優先させてしまって宿題ができなかった場合の私の考えは、宿題ができなかったことを怒るのではなく、どうすれば宿題ができたのか一緒に考えることをします。おそらく宿題ができなかったことを怒ったとしても怒られて怖かったという印象が大きくなりそこから学ぶことが難しくなると思う。だから怒らずにどうすれば宿題ができたのか?遊ぶより先にすれば良かったのか?遊ぶ時間を30分早めに切り上げれば良かったのか?どんな選択肢があってどうすれば良かったのかを一緒に考えて答えは子供の口から答えを聞き出すように話しかける。答えが出たら答えが出せたことを褒めて次に繋げる。

そしてもし次も同じことを繰り返しても怒らず同様に話をしてみる。それは大人でも一回で直せないことがあるから子供だって難しいと思うから長いスパンで考えていきたい。そして直るまで根気良く継続して宿題をちゃんとできるようになれば一緒に喜んで、できたことを思いっきり褒める。そうすると結構考えることができるようになり、考えるようになるにつれて子供が冷静さを保てるようになってくると思う。これは癇癪持ちの子供にはおすすめで、癇癪持ちの子って冷静さを失いやすい傾向があるため、冷静さを保てる様になることで癇癪が改善できる可能性はあると思う。

人それぞれ子育ての方法って違うけど、私の場合はこれで子供の悪い習慣がほんの少しづつだけど減ってきていると思う。

まとめ

大人も子供もそうだと思うけど、やっぱり楽しいことや好きなことをしたい。だから好きなことを優先したくなってつい好きなことだけをやってしまう。その優先することが良いことであれば良いのだけど悪いのであれば直していくしかない。悪い習慣を変えるのは大人でも難しい。大人でも難しいのだから子供の悪い習慣を直す時は根気強く付き合って直せるように見守っていくことが大切だと思う。

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