子供のけんかを減らす方法

子供のけんかの原因とその対策

人それぞれ考えがあって気持ちがある。

それぞれの気持ちがあるから、気が合う人がいれば合わない人もいる。

その気が合う合わないは、その時の気分によって変わるし、合わない時に衝突することもある。

子供の場合は些細な衝突によってけんかが始まってしまう場合がある。

けんかをしてしまうと、心も体もお互いに傷ついてしまう。

けんかによって考え方が変わっていい変化のきっかけになる場合もあるけど、できればけんかはせずに仲良くした方がいいと思う。

そう思った時に親として子供にどうアドバイスしたらいいんだろう?

けんかを減らすポイント

けんかを減らす方法は次のことを理解した方がいいと思う。

  1. 人によって認知が異なること。
  2. 自分の考えが常識で当たり前だと考えず時には自問自答してみること。
  3. 自分で変えられるのは、相手ではなくて自分のことしか変えられないこと。

人によって認知が異なること。

全く同じ伝え方をしたとしても、相手のリアクションは異なる。それは相手の認知の傾向によって同じ言葉でもよく聞こえたり悪く聞こえたりする特徴があるからだと思う。おそらく自己肯定感の影響が強いんじゃないかな・・・。

自己肯定感が高ければ自分のことをポジティブに評価できるし、反対に自己肯定感が低いと自分のことをネガティブに評価しがちになる。なので、君は面白いよね・・・なんて言われると前者の場合、自分は人を楽しませることができるとか、私って面白いって前向きになる。後者だと自分は全然面白くないのにバカにされているのかもしれない・・・なんて感覚になったりする。

この様に同じ言葉でも相手の認知が違えば反応も変わる。つまり自分が喜んでもらえると思った言葉でさえも相手にとっては傷つけてしまうことだって有りうる訳です。だからといって常に相手のことを考えまくって話をした方がいいということではなくて、どんな言葉でも相手を傷つけてしまう場合があるということを認識することだと思う。

相手は喜んでくれると思って発言した言葉に対して、相手が違う反応や怒ってしまった場合、自分は悪くないから相手が悪いっていう考えが出てきて、怒って相手を非難してしまう人は少なくないと思う。もちろん気持ちはすごく分かるけど、怒ると相手が悪いという気持ちが大きくなりすぎて本質的な問題が分からなくなってしまう。だから相手が怒ってもなぜ相手が怒ったのか冷静に考えることが大切で、冷静に考えると怒りの気持ちなんてなくなってきて落ち着くことができる。

相手が怒ったからといって起こり返してしまうと、お互いに同じ嫌なことをやっているだけで改善しないし、いいことない。なので相手の受け取り方(認知)によって反応が変わるということを理解できる様に教えた方がいいと思う。

自分の考えが常識で当たり前だと考えず時には自問自答すること。

自分の考えって当然ながら自分の中では常識だと感じる。それはそうなんだけど、その気持ちが強くなりすぎて自分の考えが常識で正しいと思ってしまうことがある。もちろん全て正しいと思っている人は少ないと思うけど、特定の分野で自分の考えが常識で正しいと思っている人はいると思う。ただその常識というのはあくまで自分の主観で感じているものだから、時にはそれが正しいのか自問自答した方がいい。あまりにも自分が正しいと思っていると、反対意見の人と衝突してしまうことが多くなってきて生きにくくなる。それに自分が非常識だと思っている相手の意見は、相手からするとそれが正しくて常識だったりするので上手く調整する方法を考えないと平行線になってしまう。

お互いに自分が正しいと思うのなら調整する方法を考えた方が賢明だと思う。

自分で変えられるのは、相手ではなくて自分のことしか変えられないこと。

相手の気持ちを一時的に変えることができたとしても、相手の気持ちの本質って変えることはできない。相手の気持ちを変えられると思って行動を起こすことはいいことだけど、相手の気持ちの本質は本人にしか変えることができない。だから相手より自分を変えてその状況に順応できる様に考えを持っていた方がいいと思う。自分で変えられるのは自分だけなので。

まとめ

けんかの原因はお互い考えや意見の衝突だとすると、相手の認知が異なることを理解し、自分の常識や考えが正しいのか自問自答し、自分がその状況に順応できる様になれば、けんかってかなり減らせると思う。

簡単に変えていけるものではないけど、少しづつでもいいから理解できる様に息子に伝えていきたい。。

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