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鬼滅の刃は子供の癇癪(かんしゃく)を治す時にもいいかも

子供の癇癪って困りますよね

子供がすぐ怒ってしまって困る・・・。なんて癇癪持ちの子供に困っている親もいるのではないでしょうか?

私もそうでした。

大きくなるにつれて癇癪が治ればいいんだけどと思っていましたが、幼稚園に入園し、小学校に入学しても一向に治る気配がありません。

ただ穏やかな子供にしたいという思いがあったので、どうすればそれを解決できるのか色々考えながら息子と接していると、小学三年生というかあと2ヶ月程度で4年生になるんですが、癇癪を起こすことが減ってきて、かなり落ち着いてきました。

そこであくまで我が家の一例に過ぎないのですが、私なりに癇癪を治すのに良かったのかなって思うところがあったので記録しておこうと思う。

そもそもなぜ癇癪を起こしてしまうのか?

癇癪を治したいのなら、なぜ癇癪を起こしてしまうのか・・・つまりその原因を把握する必要がありますよね。そこでその原因について、実施に癇癪を起こしている時に観察しながら考えてみました。

それでよくよく考えてみると、癇癪を起こしてしまう時って頭で考えることができずにパニックになっている状態だというのに気が付きました。

例えば難しい問題を解いているときに解き方が分からず時間だけがかかって進まないとき・・・

自分がやりたいことがことがあるのにそれに対して親から違う指示があったとき・・・

買いたいものを購入できずに我慢できないとき・・・

これらは全て自分で考えて解決することができないから、思考が停止してただただ怒ってしまう。。つまり癇癪を起こしてしまうんです。

大人でもそうなんですけど、仕事であれプライベートであれ、未知の問題と遭遇すると動揺してしまうことってありますよね。すぐに解決できる問題であれば、こうすればいいんだって思うけど、それが解決できないから動揺してしまう。

ただ大人であれば、落ち着いて考えて解決方法を探すことができる。ところが子供には思考力や経験などが足りないので、それは簡単なことではないんですよね。

なので解決できない状況が続くから余計に心理的な不安が募り、それが爆発して癇癪を起こす。そしてそれが積み重なってくると、常にストレスが溜まっている状態になっていき、そのストレスによって更に考えることができなくなり、ちょっとしたことでも癇癪を起こしてしまうようになるんじゃないかって思いました。

つまり、子供が自分で解決方法を考えストレスが溜まらないようにした方がいい。

また、それ以外にも原因があって・・・子供は親と一緒に暮らしているから、一番長い時間一緒にいるのは親で、その影響は大きいんです。それで私は息子に対してどんな影響を与えているんだろう?って考えた時に、私はすごく短気なので、すぐに怒ってしまうからそれもいい影響は与えません。

だって親が怒ると子供からするとそれを抑えることができずにストレスになる。そうすると私が子供の思考力を奪い、そして短気な姿をみて育てば子供は自ずと短気になってそれが癇癪の原因になっているのではないのかなって思いました。

癇癪を治す対策

私が考える原因から、息子の癇癪を治す方法を考えたところその対策として・・・

によって解決できるのではないかって気が付いたんです。

じゃあ具体的にどう対策するのか?

癇癪を起こしそうな時は思考停止して感情が優位になっているから、全力で考えるように質問して一緒に考えれば、感情を抑えて考えることができるようになると思ったので、私が実際に試したのは、子供が癇癪を起こしそうな時には質問をして一緒に考えるようにしました。

難しい問題を解いているときは、どの部分が難しいのか?というのを細かく確認するんです。国語の問題であれば、問題文が何を問うているのか理解できているのか?文章をちゃんと理解できているのか?答え方が分からないのか?・・・思考停止してしまう原因って色々とあると思うけど、どの部分が大きな問題になっているのか質問し、一緒に考えるようにしました。

最初は上手くいかないことが多かったけど、伝わらない時は鬼滅の刃の話を使ったりもしました。

鬼滅の刃では、主人公が鬼と戦うんですが、主人公が勝てない様な強い鬼と戦う時に自分に対して『落ち着け・・・考えろ』っていって勝つ方法を全力で考えるんです。自分の命の危険がある時って当然のことながら、動揺して落ち着くことなんてできないと思う。でもそういった時にこそ落ち着いてその場を切り抜ける方法を全力を尽くして考えるんです。

人はパニックになると愚かな行動をとってしまうことが多くて、主人公が置かれた状況では何も考えられず、焦ってしまって愚かな行動をとる可能性は高いと思う。でもそんな時にも落ち着いてその解決方法を考えるんです。

これはまさに癇癪を治すにはいい考えだと思って、息子が癇癪を起こしそうになったら、『落ち着け・・・考えろ・・・呼吸を乱さずにどうやって解決するのか考えるんだ』っていってたらちょっと笑って落ち着いて癇癪にならずに考えられたりしたので、癇癪を治すきっかけとしてはすごく効果があったと思う。

それを続けていくうちに徐々に自分で考えるようになり、最初は癇癪を起こしていたことに対しても、その解決方法を自分で考え癇癪を起こすことがなくなってきました。

他方で私の短気も問題なので、それを治す必要があります。

どうするのか?

それも簡単。

基本的に癇癪を治すのと同じで、怒るときって感情に支配されていて思考停止になっているんです。つまり自分も思考停止しないように考えるんです。

そして怒るというのは、何かしら不快に感じることがあるから怒りという感情が湧いてくるんです。

じゃあ何に対する怒りなのか?その不快になった原因はなんなのか?どういった思考過程を得て不快や怒りに感じているのか?不快に感じたことを解決することはできないのか?そもそもその原因ってそんなに不快に感じることでもないんじゃないか?・・・などなど

今まで怒っていたことでもそうやって考えているうちに、その怒りがなくなってきて平気になるんです。それで感情に左右されなくなってきて、短気ではなくなってきたと思います。

癇癪がかなり改善しました

そうしているうちに息子の癇癪はなくなってきて、私も怒ることが減ったので前に比べてかなり穏やかな毎日を過ごせるようになったと思う。

子供の癇癪には原因があって、その原因は子供だけの責任ではなく親の接し方にも問題があることが身にしみて分かりました。

子供が癇癪を起こしているときは、感情に支配されて一種のパニック状態に陥っている時。そんな時に子供に対して親が怒ってしまうと子供の思考力を余計に奪うから逆効果。子供がパニックになっている時こそ、親が落ち着いて考えてその解決方法を見つけることが大切なんです。

子供が癇癪を起こしたら、ついついイライラしてしまうことってあると思うから、そんな時こそ親が感情に支配され思考が停止しないように『落ち着いて考えろ・・・』って自分に言い聞かせるのもいいのかもしれません。

子供が悪いと思っていることって、その原因は親の影響も少なからずあると思うので子供に怒るのではなくて、その原因を落ち着いて考える必要があると思う。

それに親が子供に対して怒っている時は、親が感情に支配されていていい見本にはならないし、感情に支配される親の元では子供も感情に支配されやすくなると思う。

癇癪に限らず、子供が人に迷惑をかけてしまうことだってあるかもしれません。そんな時こそ子供に対して怒るのではなく、寄り添ってそうしてしまった原因を一緒に考えて解決していけるように考えていきたいなって思いました。

そのためにも私も落ち着いて考えられるように日々成長しようと思う。

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