けんかによって成長する。そして自己効力感も向上する。

けんかによって成長する。

今日は何か息子の様子が少し違う。。

なんだろう・・・って思ったらどうやらお友達とけんかをしたみたいだ。

こういった感情が動く経験は成長するチャンスだと思うから早速どういった経緯なのか聞いてみることにしました。

状況としてはこうだった。

数人で遊んでおり、その中の誰かが息子がに対して通せんぼをする様に言って、息子は言われたとおりに一人の友達に対してとうせんぼをしたらしい。通せんぼをされたお友達は怒って息子に対して大声を上げ、息子も負けじと大声を上げて怒り返したみたい。その後息子が謝って許してもらったみたいだけど、親としては大声を上げて怒るのはちょっとやめてほしいと思うところ。

さてさてどうやって息子に伝えるべきか・・・・。

私が息子に直してほしいところと伝え方を考える

私もそうだけど誰かに結論を言われて返事をしたことより、自分でどうするか考えて結論を出した方が次に繋がる。なので今回のことを伝えるために、私が直してほしいところと何がけんかの原因なのか一緒に考えて、それを息子が自分の頭で考え理解する様にしたい。

だからまず私が息子にどうしてほしいのか明確にして、息子にどうすればいいのかを自分で考える様に質問したい。

まず私としては大声を上げて怒るのをやめてほしい。ということ。

じゃあなんで息子は大声を出して怒ったのか考えてみると、私が思うになぜ友達が怒ったのか考えていないんじゃないかって感じました。相手の怒っている理由を考えてなかったり、相手の気持ちが全く分からないまま相手が怒ってくると反発したくなるのは当然だと思うので。

もしそうであれば、相手の気持ちをもっと理解することで、相手が怒ってきたことに対して大声を上げて怒るのではなくて適切な対処ができると思うんです。なのでこれを踏まえて話してみることに。。

息子と話をしてみる

まず大声を出したのはなぜなのか聞いてみると、友達が怒ってきたからそれに対して怒ったということだった。

それならなぜ息子は怒り返したのだろう?反射的に怒ってしまったのだろうか?そこについて聞いてみると。

友達が怒ったことが理解できていないみたいで、急に怒ったから怒り返したらしい。

ということは、友達がなぜ怒ったのか?ということを考えるのが抜け落ちていたみたい。

この抜け落ちた原因も気になったので、友達がなぜ怒ったのか分かる?と聞くと

分からない・・・それなら通せんぼをされたらどんな気持ちになるかな?って聞くと

楽しいと思う。他の友達も楽しいから通せんぼをしてって言ってたと思うから・・・ということ。

つまり、通せんぼをされたお友達がそれによって怒った。息子は通せんぼを楽しいことをしていると思っているけど、お友達が怒ってきたからそれに対して理解できずに怒り返した様だ。

ということは、例え自分が楽しいと思っていても相手にとっては楽しくなかったり傷ついたりすることもあることや、相手が怒った時はなぜ怒っているかを冷静に考えることを伝えた方が良さそう。たぶんそう考えていれば大声を出したり、けんかになる可能性は少なくなるんじゃないかなって思いました。

だからそれを伝えるために私からは普段の会話の様に話して、息子が理解できる様に質問をして自分の言葉で答えることができたので、そのことを一緒に喜びました。

ちなみに私がなぜ怒らずに普段の会話の様に伝えるかというと、私が怒ると息子が冷静に考えることができなくなるし、そもそも息子が怒らない様にすることを伝えるために私が怒るのは、親として悪い見本で違っていると感じるから。それとなぜ答えられたことを一緒に喜ぶかというと、自分で考えてできたということを感じつつ自己効力感を高めてほしいからです。

大声で怒ることは一回で直すのは難しいかもしれないけど、根気強く繰り返し会話しながら親子で成長できる様に話していきたい。

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