人付き合いが上手くいかない時は、相手を責める前に自分の認知傾向を把握する。

相手の言動に対してなぜ怒ってしまうのか?

相手が攻撃的な言動をしてきた。それでついカッとなって相手が悪いって思うことはあるかもしれない。

ただ怒る前に一呼吸おいて考えた方がいいかもしれない。それは本当に相手があなたに対して攻撃的な言動をしようと思ったのか?ということ。

後からその言われた言葉をよく考えると、攻撃的な言葉ではなかったなんて気が付くこともある。

ではどうしてそう思ってしまうのか・・・そう考えると自分が相手の言動や行動に対してどう解釈するのかが大きい。

相手がとった言動や行動に対してどう解釈するのか・・・つまり相手の行動に対する認知って人によって違う。

相手が同じ行動をとったとしても、その行動に対して友好的に感じる人もいれば敵対的に感じる人もいる。

友好的に感じてしまうのは相手が嫌な思いをすることって少ないと思うし、自分のストレスにならないから問題なさそうです。一方で敵対的に考えてしまうと、相手に対してそういった態度が出てしまうし、自分のストレスにもなったりするのでいいことはないと思う。

なので敵対的に考える事が多い人は考え方を変えた方がいいのかもしれない。

そこでなぜ敵対的になってしまうのか考えてみたい。。

相手の態度を敵対的に感じてしまう原因は・・・。

同じ態度を取ったとしてもなぜ友好的に感じたり、敵対的に感じたりしてしまうんだろう?

それって相手のキャラクターによることもあるかもしれないけど、じゃあそのキャラクターだからいつも敵対的な言動をするのか?っていうと、相手から嫌われている場合など一部の例外はあるかもしれないけど、そうでなければその場その場で判断して話していることがほとんどで、敢えて敵対的な反応をする人は少ないと思う。

じゃあ何が原因なのかというと、結局自分の考え方(捉え方)が原因だと思う。

ここでいう自分の考え方っていうのが、相手が自分に対する思いや考え方にフォーカスするのが重要なのか?っていうとそんなことではなくて・・・。そもそも相手がどう思っているのかなんて分かっているのは相手だけだし、どれだけ自分で時間をかけて考えても正しい答えは出ない。なので相手が自分をどう思っているのかっていうのはそんなに大切なことではなくて、重要なのは『自分が相手をどう思うのか』ということ。

自分が相手をどう思うかによって相手が同じ行動をとったとしても、友好的に感じる人や敵対的に感じる人っていう違いが出てくるんですよね。

また、そういった考え方の違いというのは、根底に認知の傾向が大きく影響している様に思う。

では認知の傾向が異なる原因ってなんだろう?

考え方を前向きに。人生の一分一秒を楽しく生きよう

認知の傾向の違いって自己肯定感や自己効力感の違いが大きな原因になっている様に思う。

自己肯定感っていうが自分に対する評価だったり自分を認めることだったり、自己効力感は自分がいることで役に立っていると感じたりすることだけど、これらが低い事によって相手が言った何気ない言動に対して、自分に対する評価が低いがために相手が自分を悪く言っていると思ってしまう傾向がある様に思う。つまり自分はいいことを言われるはずがないと思っているから、相手がそう思っていない何気ない言動に対して自分の自己評価に従って悪く捉えてしまう。

でもそうやって相手を敵対的に感じてしまうとそれが態度に現れ相手に嫌な思いをさせる。相手も普通に言った言葉でそういった態度になるなら声をかけ難くなる。そうすると自分に近づかなくなり、誰からも頼られなくなって自己効力感は更に低くなってしまう。そうなってしまうと辛くなる一方ですよね。

なので相手が敵対的な発言が多いと感じる時は、相手が悪いと考えるのではなくて、自分の小さな成功を続けて自己肯定感や自己効力感を上げつつ自分の考え方(捉え方)を変えてみるのがいいと思う。結局相手の気持ちは相手しかわからなくて、自分で決められるのは相手の言動をどう感じるのかということしか決められないので、それなら自分で友好的に感じる様に考え方を変えた方が楽になると思う。

結局のところ、人に対する考え方は自分次第。できることならストレスにならない考え方を身に付けた方が楽しく生きれるから常日頃からそうやって意識した方が良さそうです。

人が自分に対してどう思っているのかを考えたところで、それは相手が思うことだから自分では答えを出すことはできない。つまり相手のことを考えるより自分の考え方を変えてストレスにならない様にした方が楽しく生きられる。

だから一分一秒でも楽しい人生を送れる様に考えよう。。

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