正確な情報を収集する能力が身につく本

  • 情報の取捨選択の必要性
  • 情報を正確に捉えかつ情報を収集する能力が身につく

情報の取捨選択の必要性

ネットのおかげで幅広い情報を簡単に収集することが出来るようになりました。

それは良質なものもあればそうでないものもあると思います。ただ良質な情報であっても捉え方や活用の方法によってはその情報を得ない方がいい場合もあります。

つまり情報を如何に活用するかは本人次第で、情報を正確に捉えることが如何に大切かということですね。

そうであるならまず情報を正確に捉える方法を身につけておくことが大切ではないでしょうか?

情報を正確に捉える能力が身につく

その情報を正確に捉える能力を身につけるためにオススメしたいのが、この本

ファクトフルネス。

この本の何がいいのかというと、まず情報にはバイアスがかかっているということがわかること。バイアスは今までの経験から得たものであり、誰もが無意識にそうしてしまうのは仕方がないことだと思います。でもこの本を読むとそのバイアスの要因や性質を知ることができます。バイアスがかかっていては情報を正しく捉えることができないのは当たり前ですよね?ところが無意識のうちにそういったフィルター越しの情報の捉え方をしているのです。これはもったいないことなので早めに気付くことが大切だと思います。

それと情報を収集するとき、どういった情報に目がいくのでしょうか?それはやっぱり印象に残る情報・・・つまり強くイメージするもの。。そして楽観的なものや悲観的なものがある。

そして情報は楽観的なものより、衝撃的なものや悲劇的なものの内容の方が多くないでしょうか。これってやっぱり印象に残るし、注目されますよね。それなら情報の発信者も注目を集めるためにより衝撃的なものや悲観的なものをつくります。だって情報を見てもらう事が仕事だからそうなるのは仕方がない。でもその結果、情報を得る側は世の中は悪いことばかり起こっていると勘違いしてしまう。

だからそういった情報の発信者側の意図を踏まえ情報は取捨選択するべきなのではないでしょうか?見出しにしたってそうです。やはり衝撃的な見出しのほうが読まれますよね。だから自然と衝撃的な見出しになってしまう。・・・ただそういったものに注視してしまうことで考えが悲観的な方向にいってしまいます。でもこの本を読むとその性質がわかるので一歩引いた視点から考えられるようになりました。

もちろん私が発信している情報も取捨選択していただくものなので、本を読むか読まないかは読んでいただいた方次第ということなのですが、本屋に立ち寄られた際は一度手に取っていただきたい作品です。

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