認知機能について考える。『ケーキの切れない非行少年たち』を読んで
自分で考えている事や思っている事って、それが常識だと思ってしまう場合が多い。
でも意外とその常識って非常識な事が多いのかもしれない。
というのも、『ケーキの切れない非行少年たち』という本を読んだからです。。
『ケーキの切れない非行少年たち』を読んで

非行少年って何で非行になるんだろう?
考えたことありますか?
自己責任といえばそうかもしれませんが、じゃあその少年は自分から非行になろうと思ってなったのでしょうか?
私は自己責任だと思っていましたが、この本を読んで意外とそうではないと考えるようになりました。
それというのもこの本を読むまで自分の中で考える常識ではなかった、認知機能が関係していることが分かったからです。
認知機能っていうの記憶、知覚、注意、言語理解、判断等の知的機能をいう様です。
この認知機能のうち例えば見る力が弱いと、相手が自分を見ただけで睨んできたと感じることや、自分だけが避けられているとか、損しているとか・・・社会で生きにくくなります。
理解できないような凶悪犯罪って実際に起こったりしますよね。
そんな時ってやっぱり被害者の事ばかりに頭がいってしまう。メディアも注目を集めるためにより過激に報道するから、より本質が見えなくなってくる。
でもそれは様々な問題が輻輳して起こったものであって事件の事だけにフォーカスしても仕方がないんですよね。加害者の背景や認知機能にも着目した方がいい。
認知機能が低いと周りの事が理解できなくなり、加害者の歪んだ考えによって犯罪に繋がる可能性もあります。
じゃあ何で認知機能が低くなるのだろう・・・?
私は自己肯定感が強く影響していると思いますが、いずれにせよこの問題は常日頃から考えた方がいいと思います。だって身近な人の認知機能が低くて加害者になる事だってあるわけだから、それを分かっていれば予めその人を助ける事ができるし、犯罪が減る可能性だってあるんです。
少なくとも実際に認知機能が低くて苦しんだ結果、犯罪に手を染めている人がいる事を知っていた方がいいですよね。犯罪は許せない事であり、加害者を憎むだけで終わってしまうことって多いと思います。私もそうだったんですけど・・・
でもこれではただの憎しみしか残らないので、これからはそういった犯罪が加害者のどういった心境で起こってしまったのか?ということに着目したい。。
私はこの本を読んで今までにない視点を持つ事が出来たので良かったし、自分にも認知機能が低いと感じることがあったので修正したいと思う。
いろいろ考えさせられ非常に勉強になる本でした。